2011年9月17日土曜日

ぶどう園ボランティア日記31

2011/7/8(金)31回 早朝は雨、のち曇り時々晴れ

定点観測写真:

            

午前中は、生食用ぶどうを入れる段ボールの組み立て作業。デラウエア用の箱を、810分頃からお茶を挟んで4時間続け、160個組み立てた。



                                

デラウエアの収穫はUぶどう園では8月中旬~下旬頃。

JAから出荷される際に、品級はつくが、生産者名は明記されない。消費者には山梨県勝沼地区菱山産のデラウェアであるというところまでしかわからない仕組み。明記できない事情があるらしい。

今日は叔父さん夫婦、お姉さん、私と6人も手がある豊かな労働力の日になった。皆さんは、ロザリオ・ビアンコの袋掛け作業。

私は、2時頃から裏の巨峰畑で、U氏の指導のもと摘芯作業を行う。摘芯とは、「果樹などの頂芽を摘みとること」。
一文字短梢棚仕立ての東西方向に伸ばされた主枝から南北方向に出た新梢を、目安として12枚の葉を残し、芽の根元から1.5m程度の長さのところで切り落とす。それ以上伸びた部分は徒長であるとみなされる。

徒長について次のように書かれている箇所を見つけた。

「巨峰群品種は徒長しやすい。… 春伸びた芽が、全部とはいかないが、平均して両手を真横に伸ばした長さ(1.5m)で、秋までに伸長が自然に止まる程度がちょうどよい勢いの樹である。
この長さをはるかに超えてずるずると新梢がのび、その枝の太さが親指より太くなり、節間(芽と芽の間の長さ)が手を握り締めたこぶしの幅(約10cm)より長いような伸長ぶりをした枝の多い樹は徒長である。
このような新梢には、めったによいブドウは成らない。
程よい新梢の太さは小指程度で、勢いよく発芽し、初めは太く、伸長が止まる頃にはだんだん細くなるような枝がよい。… 
節間はつまっているほど良く、こぶしの両端と真中とに3芽並ぶような枝(つまり節間約5cm)が望ましい。
若木のうちはこのような樹相にもっていくのはむずかしい。… 」

(植原宣紘『成功する栽培のポイント 新発表品種と注目種』甲府市、植原葡萄研究所1987810日刊、p. 2122所収。『現代農業』昭和604月号より転載)

お茶の話題
きゅうりのおいしい食べ方。
 1)塩漬けにし、塩分を落としてから、粕漬けにする。
 2)みそ汁に入れてしゃきしゃき食べる。
 3)浅漬け用に輪切りにし、細切り塩こぶとあわせる。
等々。

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