2011年9月12日月曜日

ぶどう園ボランティア日記29

2011/6/29(水) 29回 快晴

545分、大瀧山不動の前宮まで散歩。前宮の隣に「昭和56年度新農業構造改革事業 菱山林間休養施設」と書かれた2階建ての建物が些かさびれた状態で建っている。

朝食後7時半過ぎにUぶどう園着。

午前中は第1圃場で、ガットサイド塗布作業の残り、芽かき、新梢誘引の3種類の作業。

午後は前日の袋掛け作業の続き。

雲ひとつない快晴、今日もとても暑い。汗が目に流れ込んで作業の邪魔になるほどの大汗と大暑。照り返しの強さには驚かされる。地表は40度以上あるのではなかろうか。

1圃場は垣根仕立てのため日陰がなく、レジャー用パラソルで陽射しを避けて休憩時間を過ごす。普段はあまり飲まないペットボトルを2本軽く空けてしまった。ネーブルの果汁が体に沁みわたる。
日陰で受ける風はこの熱暑の中でも涼しく心地よい。

標高600mに位置する第1圃場に、今年植えた苗は、生育は遅いが、それでもしっかり伸びている。

       


1年目にしてかわいい房を付けている苗(ソーヴィニヨン・ブラン)さえある。


前回時間切れでやり残したガットサイド液の塗布を圃場の一番下方の列から行った。まずは草刈りと草むしりが必要でその後塗布である。

2圃場の甲州種の苗の成長は、日照と土壌のせいか、第1圃場の欧州品種に比べ極端に遅い。まだ新梢誘引どころかようやく枝が体をなしてきたところで生育度合いを見て芽かきができるかどうかというような段階。

              

この日勝沼は36.2℃というこの時期にしては記録的な気温で、午後2時からの袋掛け作業時に立ちくらみがするほどだった。情けない話だが、お茶の時間の後、私一人早帰りさせてもらうことにした。
激しい動悸に左胸がバクバクして苦しく、帰りの車中で休んだだけではなかなか回復しなかった。軽い熱中症だったか。早々に就寝。

帰りがけに撮った、袋掛けが終わったばかりの巨峰畑。

              

つい二か月前に芽吹いたばかりだったのに、もう充実期を迎えベレゾンを待つ段階に達した。日一日目に見えるほど盛んな植物の成長に驚かされる。かんかん照りだからといって植物の成長は待ったなしだし、作業は休めない。

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