2011年7月22日金曜日

ぶどう園ボランティア日記10 

2011/3/2(水)  10回 850分頃~1630分 晴れ

定点観測写真: 


午前は、棚作りの巨峰畑で、東西方向のワイヤーの位置を修正するための目印を南北方向の端のワイヤーに付ける作業。午後は巨峰畑の皮むき作業。皮の中に潜んで越冬する虫を防ぐためにつるつるにむきとる、手作業でしかできない作業です。一本一本に時間がかかるので一冬の間にすべてはできません。何年かの周期で一回りします。

朝、勝沼へ向かう電車の中で、『ブドウ品種解説』(植原葡萄研究所、19948月刊)を読んでいて新しい知見を一つ得ました。甲斐ノワールは、「ノワール」といってもピノ・ノワールに由来するのではなく、同時期に作られた白ぶどうの甲斐「ブラン」(甲州とピノ・ブランの掛け合わせ)と対をなす黒ぶどうとして命名されたということです。甲斐ノワールはブラック・クイーンとカベルネ・ソーヴィニヨンの交配品種なのです。
       

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