2011年10月22日土曜日

ぶどう園ボランティア日記37

2011/8/4(木)  37回 晴れ 

定点観測写真:

             
今日は一日中、マスカットベーリーAの畑でベト病に罹った病果の摘粒作業。MBAの畑での初作業。朝8時過ぎにU氏と一緒にMBAの畑に行き、摘粒作業の要領の説明を受けた。

粒を見て明らかにベト病と判断されるものは摘む。続いて、粒は一見健康そうだけれど果梗を見て、緑色ではなく茶色に変色しているものはベト病に罹っているので摘む。疑わしきは摘むという方針で大胆に落とす。伝染病なので、控え目に摘粒すると果梗を通じて房全体が羅病してしまって、いずれ房全体が収穫できなくなりかねないので、ベト病に罹っていると思われる果梗の粒は思い切って落としてしまうこと。

MBAの畑は、仕立ては一文字短梢で、広さは約200坪。かつては沢だったりして畑でなかったが、リニアモーターカー試線のトンネルを掘削して出た土で盛り土をした。ここもそのような土地の一部である。現在はぶどう畑になっている。15年以上前までは300坪の広さがあり、6つに分筆されていたが、フルーツラインの新設等があって、長い時間を経て整理され減歩、合筆された結果1筆200坪になり、去年ようやく登記手続きが完了したとのこと。

摘粒前の病果。

              
受粉しなかった、種なしの小さな粒(ショットベリー)が相当数あり、密着型の房をいくらかでも粗着にするのに役立つと思い、摘粒しますかと質問した。答えは、摘粒するに越したことはないけれど、ベト病果摘粒が最優先なので、時間をかけてショットベリーを摘むことはないということだった。なので、作業スピードにあまり影響を及ぼさない範囲でショットベリーを摘粒した。

晴れの夏日だったが、棚の下での作業で、汗だくになるのは免れ、一日じっくり作業した。

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