2011年6月22日水曜日

ぶどう園ボランティア日記5

2011126日(水)  第5回 晴れ

寒いが、思ったほどでもない。数日前の雪は、笹子駅近くの北向き斜面には残っていたが、菱山地区の南、南西向き斜面にはもう溶けて、ない。
勝沼ぶどう郷駅前から見る南アルプス連山は、前回は快晴で頂上付近の冠雪がきれいに見えたが、今日は雲に覆われ、吹雪のようだ。甲府盆地は薄く霧に覆われているが、快晴。

今日は一日アジロンダックの剪定。930分頃から日没寸前の16時過ぎまで。アジロンダックが終わると、これで今季の剪定作業は終了。
畑は全部で10ヶ所。
ぶどうの種類により、育ち方が異なり、蔓の伸び方や、その強さ、樹勢などが異なる。
Uさんは、今年から、棚作りのすべてを一文字短梢に変えようとしている。
午前中のお茶の時間の話しは、すぐそばにあるほんの小さな沢にもかつてはうなぎが上ってきて、それを生石灰を使って捕まえることができたという話。

菱山敬老会は今年106回目という長い伝統を持つ地区の行事だ。戦争中に一度だけ中止されただけ。第1回は1905年(明治38年)。毎年116日に行われ、今はそれほどでもないがかつては町を挙げての行事だったとか。
菱山では人付き合いが濃く、冠婚葬祭も都会とは異なる。葬儀でもいまは仕出しを使うのが普通だが、昔は寄りあって自分たちでしたものだ
結婚式も昔は3日がかりで、最後には新郎新婦も延々と続く会食に飽きるほどだったとのこと。
127日と28日には、小笠原諸島の父島からボランティア参加者があるそうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿